タンチョウ、35年ぶりに「絶滅危惧種」から卒業!

先日、環境省がすごいニュースを発表したよ。北海道に住む特別天然記念物のタンチョウが、35年ぶりに絶滅危惧種のリストから外れたんだ。

1952年にはたった33羽しかいなかったタンチョウが、保護活動のおかげで今では1,900羽超にまで増えた。コツコツ続けた努力が、数字としてはっきり結果に出た素晴らしい例だよね。

…ところで、**「数字を増やす」**といえば。

中2理科の化学反応式で、係数を勝手に増やしたり変えたりして大事故を起こしている人、けっこう多いんだよね。

今日はそんな「化学反応式の係数合わせ」でみんなが間違えるポイントを徹底解説していくよ!


そもそも「係数」って何のためにあるの?

化学反応式の係数は、原子の数を左辺と右辺で合わせるための数字

タンチョウは保護活動で数を「増やせた」けど、化学反応式では原子は増えも減りもしない。これが大原則。反応の前後で原子の種類と数が変わらない=質量保存の法則だね。

大原則
化学反応式では、左辺と右辺で各原子の数が同じになるように係数をつける。原子は反応で生まれたり消えたりしない!

みんなが間違えるパターン3選

72%
の生徒が係数合わせでミスを経験
3つ
の典型的な間違いパターン

間違い① 化学式の中の数字(小さい数字)を変えてしまう

これがダントツで多い間違い

よくある間違い

水の電気分解で酸素が合わないから…
2H₂O → 2H₂ + O
2H₂O → 2H₂ + 2O にしちゃう

正しい考え方

O₂(酸素分子)の「₂」は変えちゃダメ
これは「酸素原子が2個で1つの分子」という意味。
変えていいのは化学式のにつく係数だけ!
2H₂O → 2H₂ + O₂(これで合ってる!)

👦
えっ、前の大きい数字と、右下の小さい数字って違うんですか?
👨‍🏫
全然違う! 係数(前の大きい数字)=分子が何個あるか。添字(右下の小さい数字)=1つの分子の中に原子が何個あるか。添字を変えると別の物質になっちゃうよ!

間違い② 係数の「1」を書いてしまう/省略ルールを忘れる

化学反応式では係数が1のときは書かないのがルール。テストで「1」を書くと減点されることがあるよ。

❌ 1C + 1O₂ → 1CO₂
⭕ C + O₂ → CO₂

間違い③ 行き当たりばったりで係数をつけて迷子になる

「とりあえず2をつけてみよう」→「あれ、合わない」→「じゃあ3?」→「もっと合わない」→パニック!

これ、やり方を知らないだけ。正しい手順があるんだよ。


係数合わせの「必勝手順」

係数合わせ 3ステップ
Step 1: 一番複雑な物質(原子の種類が多いもの)の係数を1と仮定する
Step 2: 片方にしか出てこない原子から順番に合わせる
Step 3: 最後に全体を確認。分数が出たら全体を何倍かして整数にする

実際にやってみよう!

例題:メタンの燃焼

CH₄ + O₂ → CO₂ + H₂O

Step 1: CH₄の係数を1とする

Step 2:

Step 3: 確認!

CH₄ + 2O₂ → CO₂ + 2H₂O

C H O
左辺 1 4 4
右辺 1 4 4

ぴったり合った!✨


練習問題に挑戦!

春休み中にこの3問を解けるようになれば、新学期の化学反応式はバッチリだよ。

【問1】マグネシウムの燃焼(基本)

次の化学反応式の係数を合わせなさい。

Mg + O₂ → MgO

答えを見る

2Mg + O₂ → 2MgO

【問2】鉄と硫黄の化合(基本)

Fe + S → FeS

答えを見る

Fe + S → FeS

すでに合っている!係数はすべて1(書かない)。「何もしなくていい」と見抜けるかがポイント。

【問3】炭酸水素ナトリウムの熱分解(応用・テスト頻出!)

NaHCO₃ → Na₂CO₃ + H₂O + CO₂

答えを見る

2NaHCO₃ → Na₂CO₃ + H₂O + CO₂

これは福岡県の入試でも頻出の反応式。「炭酸水素ナトリウムの熱分解」はセットで覚えておこう!


まとめ:コツコツ「合わせる」力が結果を出す

タンチョウは33羽からコツコツ保護活動を続けて、1,900羽まで復活した。

化学反応式の係数合わせも同じで、正しい手順をコツコツ踏めば必ず合う。行き当たりばったりじゃなく、「複雑な物質から」「片方にしか出ない原子から」の順番を守ること。

今日のまとめ
✅ 化学式の中の小さい数字(添字)は絶対に変えない
✅ 係数が1のときは書かない
✅ 「複雑な物質から」「片方だけの原子から」の手順で合わせる
✅ 最後に必ず両辺の原子数を確認する

春休みのうちにこの手順を体に染み込ませておけば、新学期のテストで化学反応式は得点源になるよ。わからなくなったらこの記事に戻ってきてね!


ろっく家庭教師では、福岡市・春日市・大野城市を中心に個人指導を行っています。「化学反応式が全然わからない!」というお子さんも、正しい手順を一緒に練習すればちゃんとできるようになります。お気軽にご相談ください。

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