こんにちは、福岡のろっく家庭教師です。
日経トレンディが2026年のヒット予測で「苦労キャンセル界隈」を挙げたのを見ましたか?生成AIが翻訳も買い物も一瞬でやってくれて、昔はかかってた「苦労」をごっそりカットできる時代——らしい。
でも中1のみんな、残念なお知らせがあります。
新学期が始まって3週目。そろそろ中1は計算プリントで「あれ?」って手が止まってる頃。今日はみんなが同じ場所で同じミスをする3大パターンを見ていきます。
そもそも「正負の数」ってなんでつまずくの?
小学校までは、数字は左から右に大きくなる一本道でした。それが中学に入った瞬間、0を境に左に伸びる世界が追加される。これだけでも地味にしんどい。
「たかが符号」って思うでしょ?でも符号1つのミスは、中1だけで終わらない。中3の因数分解でも、高校の三角関数でも、同じミスで失点し続けることになる。今、直しておく価値がある。
パターン1:「−」の意味がごちゃ混ぜになる
ここで多くの中1が詰まる。「−」には2つの顔があるんです。
- 符号の「−」:その数が負の数だよ、という印(例:−3)
- 計算の「−」:引き算するよ、という記号(例:5−3)
見た目は同じ「−」だけど、役割が別物。これを区別せずに「全部マイナスは反対にする」みたいな呪文で覚えると、応用問題で一気に崩れる。
問題1
次の計算をしなさい。
(1) −3 − 5
(2) −3 − (−5)
(1) −3 − 5 = 2
「マイナス引くプラスだから、差を取ってプラス」と勘違い
(1) −3 − 5 = −3 + (−5) = −8
引き算は「反対の数を足す」に直す。−3に−5を足すから、数直線で左に5動いて−8
(2)はどう? これが最難関。
コツ:(−5)を引くのは、(+5)を足すのと同じ。借金を借金として引き取るのと、プラスをもらうのが同じ結果、と考えるとイメージしやすい。
パターン2:かっこを外した瞬間、符号を落とす
中1の中盤になると、こういう式が出てくる。
問題2
7 + (−4) − (+3) − (−2)
ここで多いのが、「かっこを外す」という作業を雑にやること。
7 + (−4) − (+3) − (−2)
= 7 − 4 − 3 − 2
= −2
(最後の −(−2) を −2 にしちゃった!)
7 + (−4) − (+3) − (−2)
= 7 − 4 − 3 + 2
= 2
(−(−2) は +2 になる。符号が2回変わると元通り)
ルールは2つだけ:
② 「+(−)」と「−(+)」は「−」になる
覚え方:同じ符号2つは「+」、違う符号2つは「−」。中1の春にこれを完璧にすれば、中3まで武器になる。
パターン3:掛け算・割り算で「符号どうする問題」
加減が終わると、次は乗法・除法。ここでまた新ルールが降ってくる。
問題3
(−2) × (−3) × (−4)
多くの子がまず悩む。「マイナス3つは結局プラス?マイナス?」
・偶数個 → 答えの符号は「+」
・奇数個 → 答えの符号は「−」
数字の計算はあとでいい。まず符号を決めてから、絶対値を掛ける。この順番を守るだけでミスが激減する。
問題3の場合、負の数が**3個(奇数)**なので符号は「−」。あとは 2×3×4 = 24 を計算して、答えは −24。
今日から家でやるべき「3分ルーティン」
正負の数は才能じゃなくて慣れです。でも漫然とプリントを解くだけじゃ定着しない。ろっく流のおすすめはこれ。
② 時間を測って解く。3分以内を目標に
③ 丸つけして、間違えた問題だけもう1回解く
④ 3日連続で同じプリントを繰り返す
「覚えるぞ」って気合を入れた時、頭はほぼ働いてない。間違いをその場で潰して、次の日にまた潰す。これが暗記も計算も最速で定着するやり方。
まとめ:4月の5分が、7月の50分になる
苦労キャンセル界隈の時代に、あえて言わせてください。
中1数学の最初の1ヶ月だけは、苦労してくれ。
ここでサボると、夏休みに「遡り学習」で3倍の時間がかかる。逆にここで完璧にしておけば、中学数学の残り2年半が驚くほどスムーズになる。
- 「−」には符号と計算記号の2種類がある
- かっこを外す時は「符号2つ」のルールで判断
- 掛け算割り算は「符号を先に決める」
この3つだけ、今日から意識してみてください。
新学期の今、何が理解できてて何があやしいか、一緒に整理しませんか。ろっく家庭教師では、中1の春に「正負の数総点検」の体験授業をやっています。最初のボタンのかけ違いを、早めに直しに行きましょう。
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