こんにちは、福岡のろっく家庭教師です。

日経トレンディが2026年のヒット予測で「苦労キャンセル界隈」を挙げたのを見ましたか?生成AIが翻訳も買い物も一瞬でやってくれて、昔はかかってた「苦労」をごっそりカットできる時代——らしい。

でも中1のみんな、残念なお知らせがあります。

苦労キャンセルできない領域、それが中1数学「正負の数」
AIに「−3−(−5)を解いて」と聞けば答えは出る。でもテストでそれは使えない。そして4月に正負の数でつまずくと、5月の文字式、6月の方程式が全部地獄になる。ここだけは昔ながらの「手を動かす苦労」が必要なんだ。

新学期が始まって3週目。そろそろ中1は計算プリントで「あれ?」って手が止まってる頃。今日はみんなが同じ場所で同じミスをする3大パターンを見ていきます。

そもそも「正負の数」ってなんでつまずくの?

小学校までは、数字は左から右に大きくなる一本道でした。それが中学に入った瞬間、0を境に左に伸びる世界が追加される。これだけでも地味にしんどい。

約70%
の中1が1学期中間で符号ミスをする
3問
テストで符号ミスすれば15点は飛ぶ

「たかが符号」って思うでしょ?でも符号1つのミスは、中1だけで終わらない。中3の因数分解でも、高校の三角関数でも、同じミスで失点し続けることになる。今、直しておく価値がある。


パターン1:「−」の意味がごちゃ混ぜになる

👦
先生、「−3−5」って、マイナス引くマイナスで答えプラス?
👨‍🏫
止まった!その「マイナス」2つ、意味が違うんだよ。

ここで多くの中1が詰まる。「−」には2つの顔があるんです。

見た目は同じ「−」だけど、役割が別物。これを区別せずに「全部マイナスは反対にする」みたいな呪文で覚えると、応用問題で一気に崩れる。

問題1

次の計算をしなさい。

(1) −3 − 5
(2) −3 − (−5)
よくある間違い

(1) −3 − 5 = 2
「マイナス引くプラスだから、差を取ってプラス」と勘違い

正しい解き方

(1) −3 − 5 = −3 + (−5) = −8
引き算は「反対の数を足す」に直す。−3に−5を足すから、数直線で左に5動いて−8

(2)はどう? これが最難関。

−3 − (−5) の正解
「−(−5)」を「+5」に変換 → −3 + 5 = 2

コツ:(−5)を引くのは、(+5)を足すのと同じ。借金を借金として引き取るのと、プラスをもらうのが同じ結果、と考えるとイメージしやすい。

パターン2:かっこを外した瞬間、符号を落とす

中1の中盤になると、こういう式が出てくる。

問題2

7 + (−4) − (+3) − (−2)

ここで多いのが、「かっこを外す」という作業を雑にやること。

よくある間違い

7 + (−4) − (+3) − (−2)
= 7 − 4 − 3 − 2
= −2
(最後の −(−2) を −2 にしちゃった!)

正しい解き方

7 + (−4) − (+3) − (−2)
= 7 − 4 − 3 + 2
= 2
(−(−2) は +2 になる。符号が2回変わると元通り)

ルールは2つだけ:

① 「+(+)」と「−(−)」は「+」になる
② 「+(−)」と「−(+)」は「−」になる

覚え方:同じ符号2つは「+」、違う符号2つは「−」。中1の春にこれを完璧にすれば、中3まで武器になる。

パターン3:掛け算・割り算で「符号どうする問題」

加減が終わると、次は乗法・除法。ここでまた新ルールが降ってくる。

問題3

(−2) × (−3) × (−4)

多くの子がまず悩む。「マイナス3つは結局プラス?マイナス?」

符号判定の裏技
負の数がいくつあるか数えるだけ。
・偶数個 → 答えの符号は「+」
・奇数個 → 答えの符号は「−」

数字の計算はあとでいい。まず符号を決めてから、絶対値を掛ける。この順番を守るだけでミスが激減する。

問題3の場合、負の数が**3個(奇数)**なので符号は「−」。あとは 2×3×4 = 24 を計算して、答えは −24

👨‍🏫
計算と符号を同時にやろうとするから混乱する。「符号決定」と「絶対値計算」の2ステップに分けるだけで正答率が跳ね上がるよ。

今日から家でやるべき「3分ルーティン」

正負の数は才能じゃなくて慣れです。でも漫然とプリントを解くだけじゃ定着しない。ろっく流のおすすめはこれ。

符号筋トレ3分ルーティン
① 計算問題を10問用意する(教科書でもプリントでもOK)
時間を測って解く。3分以内を目標に
③ 丸つけして、間違えた問題だけもう1回解く
④ 3日連続で同じプリントを繰り返す

「覚えるぞ」って気合を入れた時、頭はほぼ働いてない。間違いをその場で潰して、次の日にまた潰す。これが暗記も計算も最速で定着するやり方。

まとめ:4月の5分が、7月の50分になる

苦労キャンセル界隈の時代に、あえて言わせてください。

中1数学の最初の1ヶ月だけは、苦労してくれ。

ここでサボると、夏休みに「遡り学習」で3倍の時間がかかる。逆にここで完璧にしておけば、中学数学の残り2年半が驚くほどスムーズになる。

この3つだけ、今日から意識してみてください。

新学期の今、何が理解できてて何があやしいか、一緒に整理しませんか。ろっく家庭教師では、中1の春に「正負の数総点検」の体験授業をやっています。最初のボタンのかけ違いを、早めに直しに行きましょう。

体験授業のお申し込み
福岡県内で中学生の家庭教師をお探しなら、ろっく家庭教師へ。お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

お子さまの成績アップ、一緒に目指しませんか?

無料相談はこちら